2004年7月28日 DODA No.29(2004年7月21日発売号) に掲載されました
新進気鋭の企業トップ 来たれ有志!
不平不満を唱えてこそ
サービスの改善点が見える!
自らの経験と知恵を駆使してこその起業!
「起業って言うのは自分自身の経験と知恵を使ってビジネスをすることでしょう?ひと昔前の独立・起業ブームの時、みんなそれまでの商品やスタッフ、顧客をそのまま新しい会社に持っていってた。それのどこが独立なのかって批判ばっかりしてました」と笑うのは株式会社ペンシル代表取締役社長の覚田義明さん。
若い頃はとにかく不平不満のかたまりだったというい覚田さん。しかし「こうしたらいいのでは」という思いや提案が事業形態の根幹となるコンサルティング業では、現実に満足しない事が新しいサービスを生み出す原動力になるという。
覚田さんがペンシルを興した95年当時、海外には日本語を表示できるサーバーがほとんどなかった。探していくうちにアメリカのサーバーを仲介役とし、ニッカウヰスキーなど大手企業500社にドットコムドメインを販売する事でペンシルの名前が評判になる。
また96年には日本初のジャンル別掲示板を立ち上げ、さらにITを活用したリアルタイムマーケティングシステムを行った。
集客効果を高めるには戦略的なHPの活用を!
「ペンシルはただのホームページ制作会社ではなく、コンプトワークから調査・企画・制作・プロモーションまでを行うインターネットコンサルティング会社です」と覚田さんは語る。
そのペンシルが提供するサービスは3つに分けられる。顧客がホームページをより効果的に活用し、目標を確実に達成するための、「戦略的ホームページ作成」。起業とユーザーの間に立ち、客観的な視点から制作・運営をする「ポータルサイトビジネス」。そして特定のキーワードで検索エンジン上位表示をおこなうSEO(検索エンジン最適化)に、利益を生み出すビジネス的付加価値をつけた「戦略的SEO事業」。 数百ページもあった従来のホームページから、たった8ページの「問い合わせを多くする」という明確なコンセプトを持った戦略的ホームページにしたことで。申込数が60倍、成約率が4倍に伸びた企業もあるという。「ホームページは『持つ』ものではありません。現在の問題点を洗い出し、企業本来の目的を明確に打ち出す手段です。」
覚田から君へどんな問題でも答えは思いがけないところにあります。悩み続けることによって、画期的な、想像もしていないような答えを見つける事ができるんじゃないですか?着眼点が既存のものでどうします?「二兎を追うものは一兎も得ず」と言いますが、考え続ける事によって生まれた答えは、すべてを解決し付加価値をも生む。「二兎を追うものは三兎得る」こともあるんです。探究心をいつまでも忘れないでいてほしいですね。
私はペンシルを「自ら研究開発したものを自ら商品化し、自らが販売する『研究開発企業』だと考えています。自分の可能性を見つけるその過程は厳しく、そして楽しい道のりですよ。