日本政策投資銀行は、株式会社ペンシルが開発中の「広告効果測定システム」に対し開発資金を提供することとなりました。
これはインターネットポ−タルサイトである「髪ナビ！」を担保とするもので、ホームページを担保にした日本で初めての融資となります。

ペンシルの「トータルＳＥＯサービス」及びその専用解析プログラムの開発・販売についての取り組みが、この度福岡県から「経営革新計画」として承認されました。

ペンシルでは９７年から検索エンジンで上位表示するサービスを独自に研究・開発を行い、クライアント企業が戦略的に優位に立てる為の営業支援サービスを行ってきました。そして今回更なる解析プログラムの新開発や新しいサービスの提供などの新たな取り組みが「経営革新計画」に値すると認められ承認されました。

大手６社の育毛・発毛サービスの詳細を動画（ビデオカタログ）でわかりやすく紹介する「髪ナビＢＢ」をオープンした。動画コンテンツには、ユーザーの環境に最も適した動画が自動的に選択される「オートセレクト機能」が付いている。

大正製薬や資生堂、アデランス、アートネイチャーなど、製薬会社・化粧品メーカー・育毛サロンなど大手１６社が協賛協力する「髪ナビ！」をオープンした。

1999年4月の、JAR(Japan Access Rating)日本初のオーディエンス型インターネット視聴率調査レポートの調査ではペンシルのホームページが「ソフトメーカー」部門でTOP5にランキング入りました。

※1位：マイクロソフト社　2位：ネットスケープ社　　4位：ペンシル
しかも、この時のアクセス数は、４２．９JARを取り、トヨタやフジテレビなどのアクセスの約２倍をマークした。

独自のリアルマーケティングシステムと顧客フォローシステムにより確実に売上（利益）を上げ損益分岐点を越えて黒字転換するホームページをめざします。

ペンシルが開発した「リアルタイムマーケティングシステム」と「顧客フォローシステム」を使用し確実に売上（利益）を上げ損益分岐点を越えて黒字転換する。このことが評判となり雑誌、日経ネットビジネス「マーケティング・サイトを創る」の成功事例として、ソニースタイルとペンシルが作成するサイトが掲載された。
「ホームページはテレビの約20分の1未満、新聞の6分の1未満のコストでユーザーを獲得できる」〜「これだけで黒字になっている」〜「サイトにアクセスしたユーザーのサンプル応募率や商品購入率、計測率までを予測できる」

日経ネットビジネス

当時掲示板は数十個低度しかありませんでした。その時に登場したのが、日本初のジャンル別掲示板で「売ります」「買います」「仲間募集」等の12項目があり、更に「新着情報機能」や「検索機能」がついたペンシルの「あるる掲示板」です。登場から直ぐに様々な雑誌で紹介され、日経の読者が選ぶホームページランキングで4位を取ったこともある。オープンして３年で月間アクセス２２０万ＰＶを記録した。

国産初のインターネット・ブラウザーである「ペンシルブラウザ」「PENCIL WEB」を開発し、日本オラクル社にライセンスした。これはオラクルのNC（Network Computer）を世界に先駆け日本語化を行い、オラクル本社（米国）にてそのライセンス契約を行いました。
その年日本でNCの発表会が日本オラクルとNCIによって行われたときには、NC日本語版として、ペンシルの開発したRISC OS-Jと専用ブラウザーで行われました。

Network Computerをいち早く体験！！
月刊オラクルライフ 1996年10月号
発行日：平成8年10月13日
発行：（株）ビー・エヌ・エヌ

「.com」（ドット・コム）を取得するレンタルサーバーサービス「コムドメインサービス」を日本で最初に月額１万円を切って販売した。ヤマハやニッカウヰスキー、エプソン販売、ＪＡＬカード、ＷＩＲＥＤjapan、ダイエーフォークスなど５００社に販売し、レンタルサーバサービスでIIJ、NTTを抜いて国内１位の売上本数となる。このサービスを使い様々な先駆者を生み出した。
＜現在はサービスを行っていません。＞

個人でドメイン名が持てる！日本インターネット事情改革の先駆け
Ｂ−ｉｎｇ　No.31 発行日：平成８年８月８日
発行所：株式会社 リクルート