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●コラム:恋してる? <3> (恋の目標?) かくだよしあき
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僕は恋している。
恋しい人がいます。
恋しい物があります。
恋しいことがあります。
僕は恋している。
彼女に恋している。
彼女を愛している。
大声で叫びたい。
小声でささやきたい。
彼女と話がしたい。
彼女と少しでも長く一緒にいたい。
彼女のなるべく側にくっついていたい。
彼女を抱きしめたい。
そんな僕の気持ち、わかってくれてるのか?
きっと、僕が好きなことも知らないのだろう?
伝えれないし、伝えても仕方がない。
だから、好きなことに気がついたとき困った。
好きになることを押さえてたし、
自分の気持ちも抑えている。
好きになっていくことが辛かった。
好きになればなるほど辛かった。
この恋は、しちゃいけなかったのか?
好きになることは、悪いことなのか?
好きになる事は、いけないこともあるのか?
話をしたい、一緒にいたい、抱きしめたい、
独り占めしたい、誰にも渡したくない。
なんか、この恋は自分をだめにする。
こんな悩み方をしている自分が嫌い。
なんか、魅力的じゃない。
「恋をする自分が嫌い」
自分のことがどんどん嫌いになる。
恋していることさえ、恨んでしまう。
出会ったことまで、恨んでしまう。
先がない恋だから。
だから思いきって言ってみた。
自分の気持ちが押さえられなくなってしまう前に・・・
でも、「何かをして欲しいわけではない。」
ただ、素直に伝えたかった。
そしたら、彼女は「ありがとう」と言ってくれた。
そして、僕は、また彼女を好きになった。
なにか晴れやかな恋になった気がする。
そして、彼女を好きな自分を好きなった。
恋をしている自分を褒めてみた。
恋している自分がやっぱり好きだ。
恋をすすめて、目標を達成するのもいいけど、
目標を達成するのだけが恋じゃない。
目標のない恋もいいかも知れない。
とりあえず、今は、
恋している自分を楽しもう。
恋している自分を好きでいよう。
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